定時速達性が高く多頻度で運行する「基幹バスシステム」実現に向け、令和元年9月24日より、基幹急行バス「でいごライナー」の運行がスタートしました。
交通量の多い「基幹区間」那覇〜コザ間を約60分で結び、特に利用の多い朝7時台には5便運行されており、通勤・通学の利便性が高まることが期待されます。
現在、系統23(琉球バス交通)、系統331(東陽バス)、系統77・777(沖縄バス)の3社4系統で、1日19便(上り9便、下り10便)運行しています。
ピンクの系統番号、「基幹」表示、翼をかたどった三本ラインの「ロゴマーク」が目印。スピーディーに58号の主要スポットを結ぶ基幹急行バス「でいごライナー」。ぜひその快適さをご体感ください。
わった~バス党では、クルマと比べてどちらが早いのか、朝夕の通勤時間帯に実際に走り比べて検証してみました。
ぜひご覧ください。
基幹区間「那覇バスターミナル〜コザバス停」間は急行運行を行いますが、一部を除きコザ以北の支線区間については各停で終点まで運行します。
基幹急行バスはすべて久茂地経由です。23、77系統の各停便については牧志経由の便もあります。
乗り降りしやすいノンステップバスを中心とする低床バスで運行します。
「基幹急行」の表示、「ピンクの系統番号23 331 777 77」と「赤地に白抜きの翼をイメージした三本ラインのロゴマーク」が目印。
また基幹急行バスの停車バス停には「赤地に白抜きの翼をイメージした三本ラインのロゴマーク」の表示があります。
愛称は公募により「でいごライナー」と決定しました。
2019年12月の基幹急行バスの本格運行に伴い、みなさまにより親しんでもらえるよう愛称を募集、県外も含めて30点を超える名称案が寄せられました。ご応募ありがとうございました。
「基幹バスのコンセプトである速達性を表現」「沖縄らしさ」「幅広い人に覚えやすく親しまれる」「発展性」といった視点から選考を行った結果、スピード感を表現した3本のラインで構成される基幹急行バスのロゴマークを県花でもある「デイゴの花」に見立てて考案した「でいごライナー」が「県民のみならず沖縄を訪れる人にも親しみを持ってもらえる」名称ということで、愛称として採用されることとなりました。
決定した愛称名の応募者 越智文啓(おち やすたか)さん(宜野湾市在住)へは、わった〜バス党からOKICAカードとバス党グッズを記念品として贈呈します。
基幹急行バス「でいごライナー」を今後ともご愛顧いただきますようお願いします。
クルマは便利なのりものですが、増えすぎると渋滞が発生してしまいます。
渋滞をなくすためにも、一度にたくさんの人が移動できるバスに乗ってもらう必要があります。そこで未来の沖縄のために導入が進められているのが、基幹バスシステムです。
基幹バスシステムの実現に皆様のご理解・ご協力が必要です。
基幹急行バスは、「基幹バスシステム」導入に向けた取組の一環で、バスの定時速達性を高める取組の一つです。沖縄県は、急激な自動車利用の拡大とバス利用者の減少により、極めて高い自動車依存型社会が形成され、交通渋滞が日常化しています。
バスの遅れ時間を軽減するとともにバスの速達性を高め、少しでも早く移動したい利用者ニーズ等に応えていくことも重要になってきます。
今後運行を進める中で利用者ニーズを把握するとともに、すべての人が利用しやすい公共交通の実現を目指していきます。